見合いの主催者は仲介者ということはすでに記しましたが、主催者である以上、見合いの費用は一応仲介者が負担しなければなりません。仲介者の自宅の場合はともかく喫茶店やレストラン、料亭などでの見合いのあと、勘定の支払いを「私のほうで」「いえ、私が」と男女双方が持とうとして争うことがありがちですが、そんな見苦しいことにならぬように、あらかじめ費用は仲介者が一応負担するということを双方へ伝えておくか、あるいはハッキリと合理的に割り勘で払って欲しいと伝えておくほうがよいでしょう。依頼したほうでは、仲介者が負担した費用に見合う額をあとから双方半分ずつ出し合って届けるか、またはあらかじめ予算より多いめの金額を仲介者に届けておくのがふつうの礼儀です。また、仲介者の自宅を利用したときは、伺うときに相応の品物を手みやけに持参するのがエチケットとされています。その他、見合いに要した費用も、その後の費用と合わせて、結婚式の終わったのちに仲介者(媒酌人)への御礼に含めるというのもひとつの方法です。ムリに交際を強要するようなことは避け、見合いから交際へのコースーをねばりましょう。