新しいゴルフクラブを買いたいが、この不景気な時代、ふところ具合はかなりきびしい。そんなアマチュアゴルファーの強い味方が、中古クラブの販売店である。中古ショップといっても、新品同様のものも売っていれば、最新モデルをみかけることもある。この業界では、なにより品ぞろえが豊富で、売れ筋商品をそろえていることが、お客をよぶ大きな要素になる。そのためには、まずお客に中古クラブをもち込んでもらわなければならない。そして、中古クラブをもち込んできた客は、そのまま中古クラブを買っていく顧客になるケースが多い。要するに、ゴルファーたちは、売ったり買ったりしたときの満足度が高ければ、そのショップにたいして好ましい感情を抱くようになり、結果、通いつめることになるわけである。そんなわけで、中古ゴルフショップでは、売りにくる客にも買いにくる客にも満足してもらえる価格設定を基本としている。たとえば、ある中古ゴルフクラブ店の買い取り価格と店頭販売価格は、以下のようになる。まず、買い取り価格は、比較的新しいモデルで、新品時の50%程度である。もちろん、新品に近いものや人気モデル、傷の少ないものほど高く買い取る。いっぽう、店頭価格は、買い取り価格の1.1〜1.5倍程度となる。意外と、粗利の薄い商売なのだ。